以前にお世話になりましたお宅にて。屋根、壁、その他全て塗装。
工事も無事終わりに近づいた頃、お施主様が
「ちょっとこの柱で遊んでみてくれない?」
ロックですねー。
柔らかくお断りました。
が、結局熱意に負け「無難な道」から外れ「芸術の世界」へ。
「タイル調にしたい」(!?)とのことですが下地が吹き付けでゴツゴツした壁なので
直線のラインを出すことは不可能。
といっても熱は冷めないので駄目なら塗り潰す覚悟でやってみました。
意外とかわいい。
家全体の雰囲気とマッチするかは別として…
ただお施主様は「満点よ!言うことないわ!」と大満足。私、肩を撫で下ろしました。
今回とても良い勉強になりました。
自分の中では存在しない選択肢、例えそれが一般的でないにしろ(失礼)お客様にとってはストライクだったりするのですね。
お客様とのコミュニケーションを大事にし希望を吸い上げたうえでプラスワンの提案が出来る。
当たり前かもしれませんが常にそう有りたいものですね。